矯正中の口臭が気になる!原因と対処法についてご紹介
矯正中の口臭を予防する方法
矯正治療中の口臭対策には、毎日のお口のケアが欠かせません。ここでは自宅でできる口臭予防についてご紹介します。
- 1日3回歯磨きの習慣をつける
- 清掃補助用具を使用する
- 唾液の分泌量を増やす
1日3回歯磨きの習慣をつける
矯正治療中は、通常よりも丁寧な歯磨きが必要になります。できれば1日3回、食後は必ず歯磨きをするようにし、難しければしっかりうがいをして汚れを落とすようにしましょう。
清掃補助用具を使用する
ワイヤー矯正では歯ブラシだけではしっかり汚れを落とすことができません。「ワンタフトブラシ」「歯間ブラシ」「デンタルフロス」など併用して汚れを落とすようにします。これらの使い方がわからなければ、歯科医師・歯科衛生士に相談すると丁寧に教えてくれます。
唾液の分泌量を増やす
お口の中が乾燥すると口臭が発生しやすいです。食べ物をよく噛んで食べたり、水分をこまめに補給したりして唾液の分泌を促しましょう。
まとめ
矯正治療中のお口の中は汚れが溜まりやすく、むし歯・歯周病・口臭などトラブルが発生しやすいです。これらを予防するためには丁寧な歯磨きが必要になります。なお矯正治療中に虫歯や歯周病が進行してしまうと、治療期間が長くなる可能性もあります。またセルフケアと併せて、定期的に歯科医院でのクリーニングも受けると良いでしょう。自分では落としきれない汚れを除去し、口腔内を清潔に保つことができます。
矯正治療中は、むし歯・歯周病のリスクが高くなります。これらの原因は「歯垢」と呼ばれるものが原因で、口臭も発生してしまうことも。ここでは矯正中の口臭が発生する原因とその予防法について解説します。
矯正中に口臭が発生する原因
矯正中に口臭が発生する原因は以下のようなことが挙げられます。
- 磨き残しが多い
- 口内炎がある
- 口の中が乾燥している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
磨き残しが多い
矯正治療の種類にはワイヤー矯正・マウスピース矯正があります。前者は歯に表面に装着をつけるため、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすいです。後者は歯全体にマウスピースを装着する必要があり、唾液による汚れを洗い流す洗浄効果が得られにくくなります。そのためお口の中は細菌が繁殖しやすい環境になり、汚れが蓄積すると口臭が発生するのです。
口内炎がある
口内炎も口臭の原因の一つ。特にワイヤー矯正では装置がお口の中の粘膜に当たって傷がつきやすく、口内炎などが発症しやすいです。炎症を起こして膿みがでると悪臭を放つこともあります。
口の中が乾燥している
矯正治療は一時的に噛み合わせをゆるめるため、噛み合わせが合わないといった状態になることがあります。それにより口が開いたままになり、唾液の量が減ってお口の中が乾燥しやすくなる可能性があります。お口の中が乾燥すると、口臭の原因となる細菌が繁殖してしまうことも。また口で呼吸している方は常に口が開いた状態になるため、水分を多くとったり唾液の分泌を促したり、鼻呼吸になるようにトレーニングしたりする必要があります。