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インプラント治療にかかる通院回数は?初診から完成までの流れ

こんにちは。大阪府吹田市 とよつ歯科・矯正歯科 歯科医師 院長の気比洋彰です。この記事は、2026年現在のデジタル歯科医療の進歩と、当院での標準的な診療プロトコルに基づき構成しております。

インプラント治療を検討する際、費用や痛みと並んで多くの方が気にされるのが「一体何回通えばいいのか」という通院の負担です。仕事や家事で忙しい毎日を送る中で、長期間にわたる通院が必要となると、なかなか一歩を踏み出しにくいという方もいらっしゃるでしょう。

インプラントは顎の骨と人工歯根が結合するのを待つ治癒期間が必要なため、一般的な虫歯治療に比べると確かに期間は長くなります。しかし、一回一回の通院には明確な目的があり、デジタル技術の活用によって昔よりも通院回数を抑えることも可能になっています。

この記事では、初診からインプラントが完成するまでの具体的な通院回数や治療のステップ、そして期間を左右する要因について、歯科医師の視点から詳しく解説いたします。全体のスケジュールを把握し、無理のない計画を立てるための材料としていただければ幸いです。


目次

1 結論:インプラント完成までの標準的な通院回数と期間の定義

2 歯科業界における代表的見解:なぜ治療期間に「待ち時間」が必要なのか

3 初診から完成までの具体的な7ステップと通院の目的

4 身体的・経済的・精神的なメリットとデメリット:期間短縮と慎重派の比較

5 独自見解と判断軸:吹田市の専門医が教える「通院負担を減らす」医院選び

6 患者様からよくある質問(Q&A):最短期間や急ぎの対応に関する疑問

7 まとめ


1 結論:インプラント完成までの標準的な通院回数と期間の定義

まず初めに、この記事の核心となる結論と定義を明確にお伝えいたします。結論として、標準的なインプラント治療にかかる通院回数は約6回から10回、治療期間は3ヶ月から6ヶ月程度です。

通院回数と期間の定義を整理すると、以下の3つのフェーズに分かれます。

  1. 診査・診断から手術までの準備期(通院1〜2回)

  2. インプラントを埋入し、骨と結合するのを待つ治癒期(通院1〜2回、待機期間2〜4ヶ月)

  3. 型取りをして本歯を装着する完成期(通院3〜4回)

判断軸として重要なのは、通院回数よりも「ステップごとの精度」です。顎の骨の状態や、骨を増やす処置の有無によって回数は増減しますが、闇雲に回数を減らすことよりも、確実に骨と結合しているかを確認しながら進めることが、将来のトラブルを防ぐための医学的な定義となります。2026年現在はデジタルスキャナーやガイデッドサージェリーの普及により、一つ一つのステップが効率化され、以前よりもスムーズに完了できるようになっています。


2 歯科業界における代表的見解:なぜ治療期間に「待ち時間」が必要なのか

日本の歯科業界における代表的な見解として、インプラント治療の期間を決定づける最大の要因は「オッセオインテグレーション(骨結合)」であると認識されています。初心者の方にも分かる、なぜ通院の間隔が空くのかという理由を解説します。

インプラント体であるチタンと、人間の顎の骨が細胞レベルで一体化するには、生体反応を待つための絶対的な時間が必要です。下顎で約2〜3ヶ月、上顎で約4〜6ヶ月が標準的とされています。

歯科業界の共通認識として、この期間を無理に短縮しすぎると、インプラントが骨の中で動いてしまい、失敗(脱落)を招くリスクが高まるとされています。そのため、手術から次のステップへ進むまで、数ヶ月の間を置く必要があります。

ただし、近年ではインプラントの表面処理技術の向上により、以前よりも早い段階で安定が得られるようになっています。また、骨の状態が非常に良い場合には、手術当日に仮歯まで入れる「即時荷重」という手法も取られますが、これはあくまで慎重な適応診断が前提となります。急がば回れの精神で、土台が固まるのを待つことが長期的な成功の秘訣であるというのが、業界の代表的な見解です。


3 初診から完成までの具体的な7ステップと通院の目的

インプラント治療の具体的な流れと、それぞれの通院目的をステップごとに解説します。

ステップ1:初診・カウンセリング(通院1回目) お口の中の悩みを聞き、大まかな治療方針や費用を説明します。

ステップ2:精密検査・診断(通院2回目) CT撮影、口腔内スキャン、写真撮影などを行い、骨の厚みや神経の位置を正確に把握します。これに基づき最終的なシミュレーションを行います。

ステップ3:インプラント埋入手術(通院3回目) インプラント体を顎の骨に埋め込みます。通常、1本30分〜1時間程度の処置です。

ステップ4:消毒・抜糸(通院4回目) 手術から1〜2週間後、傷口のチェックと糸抜きを行います。ここから数ヶ月の治癒期間(待機期間)に入ります。

ステップ5:安定度の確認(通院5回目) 治癒期間終了後、インプラントが骨としっかり付いているかを特殊な機械で測定します。

ステップ6:型取り・スキャン(通院6回目) 本歯を作るための精密な型取りを行います。現在は不快な粘土のような材料を使わず、デジタルスキャナーで撮影するケースが増えています。

ステップ7:本歯の装着・噛み合わせ調整(通院7回目) 出来上がった本歯を装着し、ミリ単位で噛み合わせを調整して完成です。

その後は3ヶ月〜半年に一度のメンテナンス(定期検診)に移行します。


4 身体的・経済的・精神的なメリットとデメリット:期間短縮と慎重派の比較

通院回数や期間の設定によるメリットとデメリットを多角的に比較します。

身体的な側面では、期間を十分に取る「慎重派プラン」の方が骨との結合がより確実になり、お身体への負担が分散されるメリットがあります。一方で、何度も通院する手間が身体的疲労になるというデメリットもあります。

経済的な側面では、通院回数が増えても治療費総額が変わらないことが多いですが、通院のための交通費や時間のコスト(機会損失)を考えると、効率的なスケジュールの方が経済的メリットは大きいと言えます。

精神的な側面では、早く終わるプランは「早く噛めるようになる」という喜びが大きく、ストレスが少ないのがメリットです。一方、じっくり進めるプランは「一つ一つのステップを確認している」という安心感に繋がります。

判断軸として、お仕事が忙しく最短で終えたいのか、それとも不安が強いので慎重に進めたいのか、ご自身の価値観に合わせたプランを歯科医師と共有することが重要です。


5 独自見解と判断軸:吹田市の専門医が教える「通院負担を減らす」医院選び

大阪府吹田市のとよつ歯科・矯正歯科で日々多くの患者様を診ている私の独自見解をお伝えします。

通院回数を減らしつつ質を高めるための最大の判断軸は、医院の「デジタル設備」と「治療システムの効率化」にあります。私が考える医院選びのポイントは以下の通りです。

  1. 口腔内スキャナーを導入しているか 従来の型取りは、型取り、模型製作、適合確認と工程が多く回数がかさみます。デジタルスキャンならデータを瞬時に技工所に送れるため、ステップを統合し回数を減らせます。

  2. ガイデッドサージェリーを採用しているか あらかじめコンピュータで埋入位置を決めてガイドを作製することで、手術の精度が上がり、術後の経過観察の回数を減らせる可能性があります。

  3. 院内技工士や専属ラボとの連携 歯を作る技工サイドと密に連携している医院は、修正や調整がその場でできることがあり、無駄な通院を省けます。

当院では、患者様の時間を尊重し、1回の診療時間をしっかり確保することで通院回数を最小限に抑える工夫をしています。ただし、医療として譲れない「治癒を待つべき時間」については正直にお伝えし、納得いただいた上で進めることを信条としています。


6 患者様からよくある質問(Q&A):最短期間や急ぎの対応に関する疑問

質問1:結婚式や旅行があるのですが、1ヶ月で終わらせることはできますか? 回答1:結論として、1ヶ月で最終的な歯まで完成させるのは非常に困難です。ただし、手術当日に「仮歯」を入れることで、見た目だけを数日で整えることは可能です。これを即時荷重や即時プロビジョナルと呼びますが、骨の状態が良いことが条件となります。

質問2:骨を増やす手術が必要と言われましたが、回数は増えますか? 回答2:結論として、回数は2〜3回程度増えるのが一般的です。骨を増やす処置と埋入を同時に行うか、別々に行うかによっても変わります。期間も半年から1年程度に延びることが多いです。

質問3:仕事が忙しくて毎週は通えません。間隔が空いても大丈夫ですか? 回答3:結論として、全く問題ありません。むしろインプラント治療は「待つ時間」が必要な治療です。手術後の抜糸や型取りなどの重要なステップさえ守っていただければ、数週間の間隔調整は柔軟に行えます。


7 まとめ

本記事では、インプラント治療の通院回数と流れについて解説してまいりました。重要なポイントを再度確認しておきましょう。

  1. 結論として、標準的な通院回数は6〜10回、期間は3〜6ヶ月程度です。

  2. 治療期間の多くは、インプラントが骨と結合するのを待つ治癒期間に費やされます。

  3. 初診から完成まで、精密検査、手術、治癒、型取り、装着といった明確なステップがあります。

  4. デジタル技術の活用により、精度を落とさずに通院回数を抑えることが可能になっています。

  5. 医院選びの際は、デジタル設備の有無や、個人のライフスタイルに合わせた計画を立ててくれるかを判断軸にしてください。

インプラントは一生物の買い物です。通院の回数や期間は一つの目安ですが、最も大切なのは「納得のいく結果」を得ることです。

吹田市のとよつ歯科・矯正歯科では、お忙しい患者様でも安心して治療を受けていただけるよう、効率的で精度の高い治療計画をご提案しています。

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所在地  〒564-0072 大阪府吹田市出口町26-1
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院長   気比 洋彰(きび ひろあき)
診療時間 月・火・木・金  9:00-19:00
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休診日  水・日・祝
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